フランス留学時代、まだ結婚前の妻と一緒に食べたパティスリールダニエルのミルフイユ。帰国後、あの美味しさが忘れられなくて美味しいミルフイユを食べ歩き、北海道産からフランス産まで様々な小麦粉を試し、折り方も変えながらやっとたどり着いたのが今のミルフイユです。
フランスレトロドール社の小麦粉はクセが強く安定しないじゃじゃ馬ですが、ヨーロッパ産の硬水を合わせてやることによってその持ち味を発揮します。その生地をカルピス低水分バターで優しく包んでのばしていく、アンベルセと言う方式で折り込んだフイユタージュ生地は、ザクッ!ホロホロとした食感が最高です。
間にはさむのに選んだクリームは、ルダニエルで学んだクレームムースリーヌ。カスタードクリームにバターをたっぷりと加えて仕上げたこのクリームはバターの香りたっぷりのフイユタージュアンベルセのベストパートナー。
ジャージーミルクと彩り卵、カルピス低水分バターの香りを存分に楽しんで頂けるようもちろんバニラはナシ。入れたらバニラのお菓子になってしまいます。世の中のカスタードクリームの99.99%がバニラ入りでもうちは入れません。それぞれの素材の味を楽しんで、その向こう側に見える農家さん、酪農家さんの凄さをぜひ味わって体験してください。
そしてこのミルフイユを食べた時に、二人で食べたあのリヨンでの味を想い出して幸せな気持ちになったのが名前の由来です。あなたにもおすそ分け出来たら良いな。
- フランス産小麦粉/
- カルピス低水分バター/
- ジャージー牛乳/
- ノンホモ生クリーム/
- 彩卵/
- ヨーロッパ産硬水/
- ヒマラヤ岩塩/
- 北海道産てんさい上白糖/
- 希少糖
- 牛乳
- 小麦
- 卵