皆さんは、ケーキ屋さんが自分のところでプリンのカラメルを炊いているって当たり前だと思っているかもしれないけれど、意外と炊いてなかったりします。でも、それって予想以上に味を左右する大事なことだったりするのです。
生クリームを加えて、しっかり目の食感に仕上げた昔ながらの焼きプリン。ジャージー牛乳とノンホモ生クリーム、動物性の飼料を使わずに育てた特別なニワトリの卵を合わせて湯煎でじっくりと焼き上げたプリン。
なぜ、特別な卵を使うのか?実は、卵を加熱したときに匂ってくるあの独特の卵臭さは、えさに混ぜて与えている魚粉の臭みであり、本来の卵の香りではないからです。エルベランでは、特に卵の味が良く出るプリンやカスタードクリーム、レモンカスタードクリーム、シュークリーム、エクレアなどにこの特別な卵を使用しています。そして、せっかく美味しい卵、牛乳を使うんだったらバニラは使わない。何故なら素材の味の邪魔になるからです。
そのプリンの底には自家製のカラメルを流しているのですが、このカラメルにもひと手間をかけています。最近、プリンのカラメルを安定させるために市販のカラメルのタブレットを使うところが多いです。でも、これだと苦いだけで全然香りがない。実際エルベランでも試してみたので間違いなのですが、まさか、味がこんなに変わるなんて思いませんでした。その時に、カラメルにもっとこだわろうと決め、エルベランでは炊いたカラメルにメープルシロップを合わせるというひと手間をかけています。多分、ここまでカラメルに手間ひまとコストをかけている所はないと自負しています。
- ジャージー牛乳/
- ノンホモ生クリーム/
- 彩卵/
- 北海道産甜菜上白糖/
- 希少糖/
- 自家製メープルシロップ入りカラメル
- 牛乳
- 卵